riverside （DD3第 2 位）
３回の予選を経て、DD AKITA 決勝ステージの出場者達がようやく決まりました。
見渡 してみると、二人組のダンスユニットや三味線奏者、弾き語り高校生等々。そんなバラエ ティーに富んだ面々にとっても興味津々になっちゃいます。
そんな中で敗者復活枠である下克上ステージ（実はこの下克上ステージこそ決勝以上に 濃密な”音楽イベント”になりそうなラインナップなんです）から決勝を目指すこのRiver sideというバンドは実に「っぽいなぁ～！」と感じちゃうバンドなんです。
男性３人組で、アコースティックギターに乗せて有名アーティストの名曲をカバーすると。
メンバーは幼馴染や学生時代の同級生で時間を見つけてはバンドの練習をし、切磋琢 磨しているそうで。 …出ました！コンテストイベントと言えばこの感じなんです！。
仲間たちとバンドを組ん でギターを囲んで夢を目指すってやっぱり最高ですよね！
あの有名ミュージシャン達も最初は彼らみたいだったんじゃないのか。なんて事をついつい思い浮かべてしまいます。 とか言ってると、「どこにでもいるバンドか」なんて思われちゃいそうなので付け加え ますが、このRiver sideはメンバーそれぞれが特徴的なボーカルスタイルをしていて１つの 楽曲の中で、繊細な少年性を帯びた声と、エモーショナル叫びの掛け合いを見せたかと思
うと、時にはお互いに歩み寄って調和し、ギターはそこに穏やかに寄り添い続けます。
しかもただ楽曲をカバーするだけじゃなく、ある仕掛け（コレはみなさん是非、実際に会場 に見に来てください！）をすることで、「この３人でしか出来ない事」を表現しようとし たりと、まぁ目が離せません！
波乱万丈の予感漂う下克上ステージから駆け上って、川の向こうを目指せ！
★なんおん小松副部長（FMはなびDJ）
FMはなび毎週土曜夜（21:00〜21:30）「僕たち軟式音楽部（なんおん）」担当。
音楽の守備範囲は広大に広く深く、叙情的な音楽解説を主とする若手DJ。
2018年夏にはラジオドラマ台本も執筆。